最終更新日 2025年5月15日 by michidoo
⒈オッズは目安の1つに留める
競馬といえば、出走馬の着順を予想して馬券を買うのが醍醐味ですが、初心者だとポイントが分からず迷いがちです。
その結果、高配当の出走馬を安易に選んでしまったり、話題性で適当に候補を選んだり絞ってしまうことがあります。
結果が予想通りになってくれれば良いですが、現実には高配当だから上位着になるとは限らないです。
むしろ、大方の見方が外れるケースも少なくないので、いわゆるオッズは目安の1つに留めるのが賢明です。
1点買いは選びやすく初心者でも楽しめますが、高配当を狙う場合には不向きだといえます。
その為、いくつかの着順のパターンを考えて馬券を購入するのが、配当と的中率を狙う上で良いでしょう。
ちなみに単勝は文字通り1着の馬を選ぶ買い方で、複勝は1着~3着までの予測となります。
ただし、出走馬が7頭以下の時に限り、2着まで的中すると当たりです。
競馬はこのように馬券の買い方にバリエーションがあるので、そこが魅力の1つになっています。
⒉応援馬券とは
一方、応援馬券は単勝と複勝のハイブリッドで、1頭の出走馬を絞り込み2種類の馬券を同時に購入できるのが特徴です。
応援する馬の為に購入する意味を込めて、馬券には応援のメッセージが入ります。
予想を要するのは1頭だけですから、初心者向けで買いやすく、おすすめ度も高い馬券です。
枠連は1着と2着のレースを予測して当てる馬券で、枠番号のどちらが1着でも2着まで当てることができれば配当が発生します。
発売は9頭以上が出走するレースか、8頭以下でも同枠に2頭以上が出走となるレースです。
海外での発売はありませんから、日本国内で開催されるレースでのみ楽しむことができる買い方です。
馬連は枠連の馬番号バージョンで、同じく1~2着を当てたり着順を問わないのが共通です。
発売条件は3頭以上の出走の場合ですから、割とポピュラーで何時でも買えるようになっています。
1~2着を正確に当てる必要のある馬単も、3頭以上が出走することになれば購入可能です。
⒊ワイド馬券の注意点
ワイドは3着までに入る2頭の組み合わせを馬番号で、3連複は着順を問わない3着までを選ぶものです。
前者は3着の同着だと不的中になりますから、それを注意点として頭に入れておきましょう。
3連単は、1着~3着を着順通りに正確に当てる必要のある、高難度の予想が問われます。
難易度が高いので初心者向けではありませんが、非常に高配当が出やすいメリットが備わるので、競馬ファンにとっては3連単での当たりが夢見られます。
WIN5は、UMACAやインターネット投票の限定で発売されるJRA指定の5レースで、1着を当てる購入方法です。
こちらも海外での発売はないですから、日本の競馬でのみ味わうことのできる醍醐味です。
自分で悩んで選べるのは勿論ですが、コンピュータ任せで予測してもらうことも可能なので、初心者でも買えないわけではないです。
それよりも、初めて馬券を購入する時は、ビギナーズラック狙いでWIN5に挑戦してみるのもありでしょう。
⒋まずは単勝や応援馬券で挑戦してみる
馬券の種類と買い方を覚えてしまえば、後は出走馬の情報に注目したり、レースに集中できるようになります。
当然ですが、当選は予想する頭数が少ないほど確率が高まるので、まずは単勝や応援馬券で挑戦してみるのが得策です。
競馬場に足を運ぶのが初めてだと、初心者は雰囲気に飲まれたり興奮して冷静さを失い気味です。
挑戦するレースの絞り込みをせず、1日に複数のレースであれこれと馬券を買うのも、初心者にありがちなパターンです。
予算は限られていますし、沢山買えば当たるわけでもありませんから、予測に自信が持てるレースを絞り込むのが先決です。
特定の出走馬のレースにフォーカスを当てたり、パドックで調子の良さそうな馬を見て、その日に挑戦するレースを決めることが大切です。
重賞レースはある種のお祭りのような魅力があるものの、通常以上に大勢の人が馬券を購入するので、予想が当たっても高配当には期待しにくいといえるでしょう。
しかもレース展開が乱れがちですから、経験豊富な人でも当てるのが難しく、初心者であれば尚のこと困難です。
競馬で少しでも当たりを狙うなら、的中率の高い複勝を選択して、オッズを参考にしつつ選ぶ出走馬を絞り込みます。
⒌まとめ
過去のデータは客観的な情報として役立つので、直近のデータを中心に出走馬の比較検討を行います。
言うまでもなく、開催されるレースの距離やコースの形状、高低差なども要チェックです。
馬によって相性や向き不向きが存在しますから、データに目を通しながら馬の気持ちになって、レースを頭の中でシミュレーションしてみましょう。
人気馬はそれだけ実力が高く、上位着になる可能性が高いので、選んでみる価値は十分にあります。
穴馬も結果に絡むことが良くあるので、これも選択の候補になります。
毎レースごとに馬券を買うと出費が膨らみますから、予算を決めて購入するレースも選んでおくのが理想的です。
自信のある複数の買い方で少額ずつ購入を行えば、より当たりやすく高配当にも期待できます。