最終更新日 2025年5月15日 by michidoo
「資産形成を考えている」
「お金に詳しい宇田謙心さんの評判を知りたい」
「まだ20代だけど将来に向けて資産形成を考えたい」
若いうちはあまり関心を持たないかもしれませんが、実は退職して老後を迎えるとかなりのお金が必要となります。
年金をきちんと支払っている人でも足りないと感じることが多いので、若い頃からしっかりと資産形成をしておくことが重要です。
お金というものは入ってきたそばから使っているのでは減る一方です。
老後の安心できる生活に備えるためにも、資産形成に関する知識を身につけ着手するようにしてください。
目次
宇田謙心氏が考える最も重要なこと
ではどのような資産形成を行うのが良いのでしょうか。
宇田謙心氏曰く、重要なのはある一つだけに的を絞らないことです。
このようなテーマでは貯蓄するにはこの手段が鉄板などと煽られる事がありますが、それはあまり正しくありません。
というのもある一つの方法だけに絞ってしまうと、それが駄目になった時に溜め込んでいた資産もなくなってしまう恐れがあるからです。
決してひとつの手段だけに資産をつぎ込むのではなく、バランスよく配分することを覚えてください。
これはポートフォリオと呼ばれるもので、安全にお金を増やしていくためにも必ずやっておきたいテクニックです。
ポートフォリオとは
ポートフォリオとは、どのような方面にお金をつぎ込んでいるのかを表す配分図のようなものです。
複数の手段に投資をすることでどこか一つがダメになった時でも他で利益を出せるようにするのが目的で、常にバランスが良いかどうか見直しておく必要があります。
ただあらゆる方向にお金を注ぎ込むだけではよくありません。
意味がないところにまでお金をつぎ込んでも無駄になってしまうからです。
あくまでもバランスを良くすることが重要なので、ひとつの方向につぎ込んだ時にはその反対側にカウンター投資するのがおすすめです。
例えば通貨でドル円が上がる方向に投資をしたならば、もし下がった場合でも利益が出るように投資商品を買っておくと良いでしょう。
経済のそれぞれの分野にバランスよく投資を行う
投資は経済の成長に応じて行うものですが、どの分野が成長するのかは誰にでもわかるものではありません。
もちろん予想することはある程度データを揃えればできるかもしれないものの、それはあくまでも予想であって完全ではないからです。
そこで経済のそれぞれの分野にバランスよく投資を行うようにすると、どこかが大きく伸びた時に利益を得ることができます。
例えば不動産関係に強いからと言って、その分野にばかり投資をしていると停滞した時に大きな損失を負うリスクがあります。
それよりも不動産以外の分野、例えば銀行金融関連や食品、電子部品メーカーなど、幅広く投資商品を買っておけばどこかで大きな損失が出た時でもそれによる資産の減少を最小限に抑えることができるのでおすすめです。
定期的にポートフォリオの見直しをする
このポートフォリオは、一度作ったらそれで完成というわけではありません。
なぜなら経済は生き物であり、常に変化をしながら動いているからです。
そのためある時点で作ったポートフォリオが完璧だとしても、ある程度期間が過ぎると古くなり機能しなくなることもあります。
様々な情報を入手して、適切な時期を見計らって定期的にポートフォリオの見直しをするようにしてください。
見直しの方法は、どの分野の成長が伸びているか、逆に停滞しているかなどを診断するもので構いません。
伸びている分野を見つけることができたならそこに資金を多めに配分すれば良いことです。
逆に停滞している業界は今後どうなるかわからないため、先行き不透明として投資資金を減らすようにすると良いでしょう。
こうして見直しを続けることで、変化の著しい経済状況にも柔軟に対応できるようになります。
資産形成においては複利と呼ばれる機能が重要
もう一つ知っておきたいのが、資産形成においては複利と呼ばれる機能が重要であることです。
銀行などにお金を預けると、設定される金利によって少しずつ増えていくのはお分かりかと思います。
これは単利と呼ばれるもので、預けたお金に対してその何パーセントかが増えていくというものです。
ここで大切なのが、増えた金額についても次の利払い日に参照されるということです。
つまり単利によって残高が増えると、今度はそれを参照してさらに資産が増大していきます。
このように利回りに応じた残高によってさらに利率が向上することを複利と呼びます。
なぜこの複利が重要なのかと言うと、利率が残高の二つの部分に同時にかかっているからです。
これまでの単利の場合には、あくまでも預けた金額にしか利率がかかっていませんでした。
ところが増えた利子にもかかるとなると、ダブルで恩恵が受けることができるようになります。
つまり倍々ゲームのように残高を増やせるようになるため、資産形成法としてはとても高い威力を感じることができるのが特徴です。
まとめ
複利の良い所は預ける期間が長ければ長くなるほど威力を発揮することです。
そのため一度預けたらなるべく崩さないようにしましょう。
さらに期間が長いほど恩恵を得ることができるのですから、先に触れたように出来るだけ早めに投資を行うことが効果的と言えます。
そのためにも若い頃から関心を持つことが大切です。