最終更新日 2025年5月15日 by michidoo
会社勤めをしていると、細かいものを含めれば様々なパワハラにあったり、目の当たりにすることは珍しくありません。
直接的な言動や行動はもちろん、深夜にミーティングを行ったり、仕事を回してもらえない等のパターンまでやり方は様々です。
身近な人や上司に相談をするなど対処策はよく耳にしますが、実際そんな風に対応することができるものかと言われると甚だ疑問です。
会社に相談するとなると、パワハラをしてきた本人にも相談をしたことが高い確率で知られますし、会社も自分の味方になってくれるとは限りません。
さらにひどくなる状況を考えて、二の足を踏む人も多いです。
具体的にパワハラに対してどのように対応をすれば良いのか、細かく見ていきます。
報告しようとした書類を見もしないで却下される
報告しようとした書類を見もしないで却下されるのは、立派なパワハラです。
こんなときには相手の感情を想像して同じ気持ちでいるような雰囲気を出すのが賢明です。
面倒臭い・困った・忙しい中でも何とか対応したいという感情を表情に出し、アイコンタクトを取りながら穏やかに接します。
こちらが計画的に行動してるとは考えられず、自分と同じ気持ちなんだと少し仲間意識を持つはずです。
ほんの数秒のやりとりでも、相手の言動や行動は変わることがあります。
話の意図を確認するための質問で怒鳴ったり、威嚇してくる上司もいます。
怒鳴られるのは嫌だけど、確認をしないことには仕事が進まないといったケースは意外と多いです。
上司に怒鳴られた場合の対応
怒鳴られて平気な人は少ないですし、冷静に対処するのは簡単ではありません。
もし怒鳴られた時には、あえて一拍おいてみます。
相手は対象者を萎縮させたい気持ちがあるため、一拍おくと自分の態度が響いていると勘違いをして、少し良い気分になります。
その時間を怒られた側も立て直す暇に充てる意味でも有効です。
相手の心が緩んだ隙に、すかさず次の1手です。
相手と同じ位大きな声で、はっきりと話し始めます。
堂々と話をすることで、怒鳴ったりするチャンスを奪うことになります。
あからさまに好き嫌いで部下を差別する上司も対処は難しいです。
気にいっている部下にだけ情報を共有し、嫌いな部下には言わない人です。
かなり質の悪いやり口で、仕事は回らなくなりますし周りに気づかれないときには仕事ができないレッテルを貼られることもあります。
自分にも情報を共有してほしいと声をかける
実態をきちんと説明できないまま訴えると周りからは良い目で見られませんし、逆に責められることにもなりかねません。
まずは小さなことでも良いので自分にも情報を共有してほしいと声をかけることが大切です。
職場の周りの人にもそれとなくわかるように話ができればベターです。
それでも同じ状況が続くような時は、相手が意図的に実施していてパワハラ被害として訴えることが可能な証拠ができます。
嫌がらせが積み重なったところで同じ部署の先輩や、関係のある上司に相談すると良いです。
相談相手の序列は少しずつ上げていくのがおすすめです。
加害者本人との解決は見込めないことが予想されます。
自分でもできないような仕事を部下に丸投げする
自分でもできないような仕事を部下に丸投げすることも、パワハラの一種です。
何とかこなそうとしても、難しすぎる案件に押しつぶされる精神的ダメージを負いかねません。
失敗すれば評価は下がりますし、周りの関係者にも迷惑をかけることになります。
こんなときには責任逃れをしようとする上司を逃さないように、会話の中で自分の中ではできない判断をさせることが効果的です。
トラブルが起きたときに知らないと言わせない準備とも言えます。
それでも難しいようなら、上司の上司に相談するのも良い対応です。
仕事を達成するためには支援が必要だと訴えかければ、手を差し伸べてくれる可能性は高くなります。
上司の顔色をうかがいながら、同時に話を進めるのがコツです。