武蔵野音楽大学の今を紹介します

最終更新日 2025年5月15日 by michidoo

楽器演奏や音楽について学べる大学、武蔵野音楽大学をご紹介します。

設立は1929年。

武蔵野音楽学校としてスタートしました。

キャンパスは現在2つあります。

西武池袋線江古田駅が最寄りの武蔵野音楽大学 江古田キャンパスは都心からのアクセスに優れています。

西武池袋線仏子駅が最寄りの入間キャンパスは、自然豊かな静かな環境に恵まれています。

両キャンパス内には楽器博物館があり、西洋楽器、邦楽器、世界各地の民族楽器などさまざまな楽器が展示されています。

作曲家シューマンの妻、クララ・シューマンが愛用したグランドピアノも所蔵品の一つです。

一般公開されている博物館なので、多くの楽器愛好家たちが訪れています。

武蔵野音楽大学では、音楽学部のもとで、ピアノ、オルガン・チェンバロ、弦楽器、管楽器、打楽器、声楽、指揮法、オペラ、作曲などを学べるほか、音楽教育や音楽環境、芸術文化政策などについても教えています。

現在は7つの学科に分かれていますが、2017年より学科の再編が行われ、「演奏学科」と「音楽総合学科」の2学科に統合される予定です。

学生数は、大学院も合わせると現在1000人強が在学しています。

毎年行われている大学祭は「ミューズフェスティヴァル」という名称で、10月に開催されています。

音大らしいネーミングですね。

学生たちがさまざまな演奏を繰り広げます。

卒業後は欧米の大学院に進学する学生も多いです。

就職する学生は、NHK交響楽団や各地のオーケストラなど演奏団体に所属する学生がいるほか、中学校や高校の音楽教諭、音楽教室の講師や、出版社や楽器メーカーなどの企業に勤める人もいます。

附属学校としては、武蔵野音楽大学附属幼稚園・武蔵野音楽大学附属高等学校が入間キャンパス内にあります。

なお2016年現在、江古田新キャンパスプロジェクトとして、江古田キャンパスのすべての校舎を建て替える工事が行われています。

大学での教育・研究活動は2017年4月から江古田新キャンパスに統一される予定です。